We Love Television?

2018年5月9日(水)Blu-ray&DVD発売

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Information-インフォメーション-

ブルーレイ・DVD共通特典映像

【スペシャル対談 萩本欽一×土屋敏男】 <73分>
【萩本欽一×土屋敏男×高須光聖 3人トーク】ロングバージョン<57分>
【劇場映画予告編、特報】
【劇場公開直前に放送された宣伝番組】

全エンタメファン必見! 欽ちゃんこと萩本欽一のドキュメンタリー映画『We Love Television?』ブルーレイ・DVD発売決定! 特典映像には映画の続編!? な対談も収録!

「僕が死んだ日に公開して欲しい」――1980年代3本のレギュラー番組がどれも視聴率30%を超え、“視聴率100%男”と言われた、日本のコメディアンの至宝・欽ちゃんこと萩本欽一。その“最初で最後の”ドキュメンタリー映画『We Love Television?』が昨年11月3日に公開され、大きな話題となった。冒頭の言葉は萩本がこの映画に寄せたメッセージだ。メガホンを取ったのは、萩本を師と仰ぐ、日本テレビで『電波少年』シリーズなど、数々の人気番組を手がけた"Tプロデューサー"こと土屋敏男。萩本のテレビというメディアに対する執念や狂気が、あまりに生々しく映し出されている。もちろん萩本イズムを継承する土屋のテレビへの執念、狂気は言わずもがなで、そんな二人が作り出したドキュメンタリーは、日本の爆笑王の一挙手一投足、全てを映したとてつもなく熱量の高いドキュメンタリーになっている。始まりは2011年1月。土屋が“専売特許”のアポなしで萩本宅に突撃し、「また視聴率30%を超える番組を作りましょう」と持ち掛けたところからカメラは回り始める。萩本と土屋の新番組作りがスタートし、様々な人を巻き込み進んで行く中で、顔合わせ、打合せ、演出、様々なシーンで萩本が語る言葉は、テレビマンだけではなく、エンターテインメント作りにかかわる全ての人、ひいては懸命に生きている全ての人間にとって、まさに“金言”の数々だ。

そんな映画が5月9日にブルーレイ・DVD化される事が決まった。この作品の特典映像では萩本と土屋の対談が収録されているが、映画だけではなく、ここでも思わず唸ってしまう“金言”の数々を聞くことができる。それは萩本が「僕は映画を観てないし、このDVDも観る気はないけど(笑)、普通だったらこの映画をどうやって作ったのかを話すのに、さらに新しい事を足そうするこの貪欲なディレクターのおかげで、映画以上の話をしたね」と語っているが、映画を“テレビの教科書”として捉えるならば、その続編ともいうべき、濃い対談になっている。人の心を動かすのも、物事を動かすのも、全ては一人の人間の“熱狂”から始まる――そう改めて教えてくれるのが『We Love Television?』だ。

文:田中久勝

テレビとは、「何かが起こったものを映すものではなく、これから何かが起こりそうなものを映すものだ」

テレビマンのみならず、今なおコメディアン、お笑い芸人のリスペクトを数多く受け続けている欽ちゃんこと萩本欽一。そのレジェンドの素顔や哲学をストレートに追ったドキュメンタリー『We Love Television?』は、直接・間接的に多大なる影響を受け手に与えた。

『We Love Television?』の、5月9日発売のブルーレイ&DVDの130分以上にわたる特典映像には、本作のメガホンを握った土屋敏男と欽ちゃんのスペシャル対談を新たに収録するが、土屋いわく対談収録のきっかけのひとつには公開後の反響も大いにあったという。

土屋の元には直接的に映画を観た若者たちの感想が届いて、萩本欽一の伝説的な仕事、そのノウハウ、スタンス、思想の数々が、欽ちゃんをリアルタイムで知らないいまのテレビを作っている世代に事実、響いていたというのだ。そして、このスペシャル対談が「テレビを作っている人向け」にもなっていると語る土屋自身も、「すべてを欽ちゃんからもらった」と明言。その対談のすべては明かせないが、要素を注出して少しだけご紹介したい。

対談の、あるひとつのテーマは、映画本編の中でもハッキリとは定義していなかった「テレビとは何か?」という、ある種の究極的な最終命題だ。そして土屋によれば、萩本は半世紀以上前のテレビ番組のインタビューで当該命題に答えていたそうだ。その萩本の回答を土屋なりの言葉で解釈・集約すると、テレビとは、「何かが起こったものを映すものではなく、これから何かが起こりそうなものを映すものだ」となるという。実際土屋が手がけた「電波少年」シリーズなどを述懐しても、“これから何かが起こりそうなもの”という強烈なフリに当時の我々が喰いついていたことも確かで、土屋は萩本イズムを継承して自身の番組を大成功に導いた。だが、“当の本人”ははっきりとはうなずかず、はたして真意は!?

約70分間もある土屋と欽ちゃんのスペシャル対談は、上記のような特典以上の貴重な情報が満載だ。「テレビは才能じゃない。性格で作るもの」と静かに語る欽ちゃんのメッセージは、テレビマンだけでなく、すべてのクリエイターに響くような普遍的な真理と言ってもよい。ヒント満載の同対談を、『We Love Television?』本編とともに受け止めてほしい。

文:鴇田 崇

We Love Television? ブルーレイ

本編110分+特典映像155分
※特典DiscはDVDとなります。

PCXP.50568 / ¥5,500(税込)

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We Love Television? DVD

本編110分+特典映像155分

PCBP.53726 / ¥4,400(税込)

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※初回限定、初回生産などの表記がある場合は、無くなり次第終了または通常盤に切り替わります。
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誰も知らない、萩本欽一。 「これを、僕が亡くなった日に流して欲しい」 視聴率100%男の異名を持ち、テレビ業界を牽引してきた男、 萩本欽一が後世に伝える映像日誌。 奇跡のドキュメンタリー映画が待望のブルーレイ・DVD化!

Story-ストーリー-

萩本欽一の素顔、番組作りの裏側を「電波少年」で知られるテレビディレクター土屋敏男が追ったドキュメンタリー作品。

ある日、萩本の自宅を訪れた土屋が「視聴率30%超えの番組を作りましょう」と萩本に提案する。そこから、かつて出演する番組の一週間の合計視聴率の高さから「視聴率100%男」の異名をとった“欽ちゃん”こと萩本欽一と、欽ちゃんを敬愛する土屋による新たな番組作りがスタートする。演者との顔合わせや番組構成スタッフとの打ち合わせなどを精力的にこなしていく76歳の萩本欽一。
笑いを追求し続け、新しい要素を取り入れ、関わる人々の熱量を最大限に引き出していく萩本欽一独自のテレビ作りの奥義、萩本欽一の真の姿が土屋のカメラによって記録されていく。

2017年11月から公開された映画が待望のブルーレイ・DVD発売!
特典映像には劇場公開後の本年1月に行われた【スペシャル対談 萩本欽一×土屋敏男】を収録!
“感動!? 感激!? 放送禁止!?”未だ映画を観ていない欽ちゃんと土屋監督の劇場公開後日談。笑いとテレビへの熱意を強く語り映画の続編と言えるほどの内容を盛りだくさんに収録<73分>
さらに、本編には収まりきれなかった 萩本欽一×土屋敏男×高須光聖 3人トークをロングバージョンで収録<57分>
さらにさらに、劇場映画予告編、特報、劇場公開直前に放送された宣伝番組も収録!

Cast&Staff-キャスト&スタッフ-

Cast-キャスト-

萩本欽一

田中美佐子
河本準一
タカガキ
稲葉友
和田彩花
瀬川凛
高須光聖
猪子寿之
ガダルカナル・タカ
肥後克広
寺門ジモン
上島竜兵
東野幸治
田村淳
黒沢かずこ
大島美幸
西山浩司

Staff-スタッフ-

企画・構成・監督:土屋敏男
製作:今村司
エグゼクティブプロデューサー:伊藤響
プロデューサー:齋藤政憲
技術統括:鴇田晴海(EAT)
編集:木村恵子
監督助手:山﨑恵美子
配給宣伝統括:小嶋功一
宣伝プロデューサー:滝口彩香
アートディレクター:布村順一
フォトグラファー:ワタナベアニ
アシスタントプロデューサー:片山暁穂
製作:日本テレビ放送網
配給・宣伝:日活
主題歌:岡村靖幸「忘らんないよ」
企画協力:浅井企画 佐藤企画 よしもとクリエイティブ・エージェンシー
ⓒ2017日本テレビ放送網